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なりたい自分へ口元から始まる全身の健康と笑顔の毎日へ。名古屋市名東区の西山歯科

歯科コラム column

入れ歯をしていると口臭が強くなる?原因と対策、お手入れ方法を解説

歯科コラム2026/06/19

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

入れ歯のイメージ

入れ歯は、失った歯の機能を補い、見た目や発音を改善するために欠かせない治療法の一つです。

しかし、入れ歯を使用していると「口臭が気になるようになった」と感じる方も少なくありません。放置して口臭が悪化すると、周囲との人間関係や日常生活にも影響を及ぼすことがあります。

この記事では、入れ歯によって悪化する口臭の原因や、放置するリスク、口臭の対策方法について解説します。口臭が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

入れ歯を装着している方の口臭の原因

入れ歯によって口臭を発している様子

入れ歯による口臭には、いくつかの原因が関係しています。ここでは、口臭の原因について解説します。

歯磨き不足

歯磨きが十分にできていないのは、口臭の大きな原因です。特に、部分入れ歯のバネをかけている歯は、バネの周囲に汚れが付着しやすくなっています。

また、入れ歯を装着している間は、入れ歯と歯茎の間に食べかすや歯垢がたまりやすいです。歯磨きが不十分な状態が続くと細菌が増殖し、揮発性硫黄化合物という嫌なにおいの物質を発生させます。

入れ歯の洗浄不足

入れ歯を正しく清掃しないと、表面や隙間に食べかすや歯垢(プラーク)が付着します。特にレジン(歯科用プラスチック)でできた入れ歯は、傷がつきやすく、その傷に汚れがたまりやすいです。

汚れがついたまま使用すると、口腔内の細菌がタンパク質を分解する過程で、嫌なにおいを発生させます。さらに、汚れを放置すると茶渋やコーヒーの着色汚れ(ステイン)がこびりつき、入れ歯自体にも色や臭いが移ることがあります。

入れ歯の劣化

入れ歯は長期間使用していると目に見えない傷や劣化が進み、表面に細菌やカビが付着しやすくなります。微細な傷や凹みは洗浄しても汚れが取り切れず、結果的ににおいの元となることがあります。

また、入れ歯と歯茎の間に隙間ができると食べかすが入り込みやすくなり、清掃しても残ったまま腐敗する原因にもなります。

唾液の減少による自浄作用の低下

高齢や服用している薬の影響などで唾液の分泌量が減るのも口臭の原因のひとつです。唾液には食べかすや細菌を洗い流す自浄作用があるため、唾液が少ないと細菌が増殖しやすくなり、口臭が強くなります。

また、唾液量が低下すると口腔内の粘膜が乾いて傷つきやすくなり、口内炎や口角炎などの原因にもなります。

口臭を放置するリスク

口臭を放置するリスク

入れ歯による口臭をそのままにしておくと、口腔内だけでなく心身にもさまざまな影響が及ぶことがあります。ここでは、口臭を放置するリスクについて解説します。

虫歯・歯周病

口内に食べかすやプラークが蓄積すると、それをエサとする虫歯菌や歯周病菌が増殖します。特に、部分入れ歯の場合、バネをかけている歯には負担がかかりやすいため、その周辺に細菌が繁殖すると虫歯や歯周病が進行しやすくなります。

虫歯や歯周病が進行して残っている歯の本数が減ると、入れ歯が合わなくなるという悪循環にもつながります。

心理的・社会的な影響

入れ歯によって口臭が強くなると、人との会話や食事の場面で不安を感じやすくなります。自信を持てなくなって会話を控えたり、外出を避けるようになったりすることもあるでしょう。

こうした変化が積み重なることで、人とのコミュニケーションが減り、生活の質そのものに影響を及ぼす可能性があります。口臭は見た目や清潔感の問題だけでなく、心の健康にも関わる問題といえるでしょう。

全身疾患のリスク

口臭の背景には歯周病や虫歯が関係していることが多く、放置すると口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼしかねません。たとえば、歯周病菌が血管内に入り込むと、血管内に炎症を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めることが報告されています。

また、口腔内の細菌が唾液とともに気道に入り込むと、誤嚥性肺炎を引き起こすこともあります。入れ歯による口臭を放置すると、全身のリスクにつながる口腔内の異変を見逃すおそれもあるのです。

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯のお手入れの様子

入れ歯を清潔に保つことは、口臭対策だけでなく入れ歯を長く使い続けるためにも重要です。正しいお手入れの方法を確認しておきましょう。

毎食後に洗浄する

入れ歯は天然の歯と同様に、食事のたびに食べかすや汚れが付着します。毎食後に入れ歯を取り外し、流水で食べかすを洗い流したうえで、入れ歯専用のブラシを使って表面や溝の汚れを落としましょう。

歯ブラシよりも毛先がやわらかく、入れ歯の形状に合わせやすい入れ歯専用ブラシを使うと、傷をつけずに汚れを落とせます。バネの部分や人工歯と床の境目など、複雑な形状の部分は汚れが残りやすいため、ブラシの先端を使って丁寧に洗浄することが大切です。

1日1回入れ歯洗浄剤に浸ける

毎食後のブラッシングだけでは、目に見えない細菌や真菌などを完全に取り除くことは難しいため、1日1回は入れ歯専用の洗浄液に浸け置きましょう。洗浄液には除菌・消臭効果があり、ブラッシングでは落としきれない汚れや臭いの原因菌を分解できます。

就寝時に入れ歯を外して洗浄液に浸けておくと、口腔内も入れ歯も休ませることができ、翌日も清潔な状態で使用できます。浸け置く時間は製品によって異なるため、使用方法に従って行いましょう。

熱湯や歯磨き粉は使わない

入れ歯の素材は熱に弱いものが多く、熱湯で洗浄すると変形することがあります。洗浄の際は、必ず常温または水で行いましょう。

また、通常の歯磨き粉には研磨剤が含まれており、入れ歯の表面に細かい傷をつける原因になります。傷がつくと、その部分に汚れや細菌が付着しやすくなり、口臭の原因にもつながります。入れ歯の洗浄には、入れ歯専用のブラシと洗浄液を使用しましょう。

入れ歯を装着している方の口臭対策

入れ歯を装着している方の口臭対策

入れ歯のにおいを解消するためには、日常の正しいケアと生活習慣の見直しが大切です。ここでは、入れ歯を装着している方が取り入れられる、口臭対策をご紹介します。

毎日丁寧に歯磨きをする

残っている自分の歯をしっかり磨くことは、口臭予防の基本です。特に、入れ歯が接する部分の歯や歯茎には食べかすがたまりやすいため、丁寧にケアを行う必要があります。歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れもしっかりと取り除きましょう。

唾液の分泌を促す

唾液量の減少を補うための保湿対策も、口臭予防には有効です。市販の口腔保湿ジェルやマウススプレーなどの保湿グッズも活用でき、夜間や就寝中の口臭防止に役立ちます。

また、こまめな水分補給やうがい、キシリトール入りガムの活用などで唾液の分泌量を補うことも重要です。

定期的に歯科医院を受診する

入れ歯を長期間使っていると、歯茎や顎の骨の形状が変化し、入れ歯の適合が悪くなることがあります。入れ歯がしっかりフィットしていないと、食べかすや唾液が隙間に入り込みやすくなり、細菌が繁殖しやすくなります。

入れ歯を快適に使うためにも、歯科医院で定期的に入れ歯の適合を確認し、必要に応じて調整や作り替えを行うことが大切です。

また、残っている歯や歯茎の状態をチェックしてもらうことで、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。3〜6ヶ月に1回を目安に受診し、入れ歯と口腔内を清潔な状態に保ちましょう。

まとめ

入れ歯のイメージ

入れ歯は、失った歯を補い、噛む・話すといった基本的な機能を回復させる大切な治療法ですが、正しくケアをしなければ口臭の原因になることがあります。口臭が気になると、人と会うことに不安を感じたり、コミュニケーションが億劫になったりすることもあるでしょう。

口臭は口腔内のトラブルや全身の健康にも関わるため、日々のケアと生活習慣の見直しが大切です。入れ歯の清掃と歯磨きを丁寧に行い、定期的に歯科医院で入れ歯や口腔内のチェックを受けましょう。

入れ歯を使用中で口臭にお悩みの方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科や小児歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

岩瀬啓介 院長

■この記事の監修者

岩瀬啓介 院長

経歴
  • 2006  朝日大学卒業
  • 2008~ 岐阜市歯科医院勤務(分院長兼任)
  • 2013~ 医療法人西山歯科理事長就任
修了研修・学会等
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎咬合学会
  • ITI国際インプラント・再生医学学会
  • ITIスタディークラブ
  • 東京SJCD
  • 中部インプラントアカデミー
  • MDIスタディークラブ
  • 日本臨床歯科医学会

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