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歯科コラム column

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたら!対処法を詳しく解説!

歯科コラム2024/07/05

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

インビザライン矯正で使用するマウスピース

インビザライン矯正中に違和感をおぼえることは多くの人が経験する自然な反応です。初めてマウスピースを装着したときや新しいマウスピースに交換したときに特に違和感をおぼえやすいでしょう。

こうした違和感は通常数日〜1週間程度で解消されますが、長期間続く場合や強い痛みがある場合は適切な対処が必要です。

この記事では、インビザライン矯正中に違和感をおぼえる原因とその対処法について詳しく解説します。

インビザライン矯正中の違和感の種類

吐き気がある女性
インビザライン矯正中、さまざまなことが原因で違和感をおぼえることがあります。以下に、インビザライン矯正中によくある違和感の種類について詳しく解説します。

マウスピースに慣れない

インビザライン矯正を開始して最初にマウスピースを装着したとき、違和感をおぼえることが多いです。マウスピースは非常に薄いですが、お口の中は敏感であるため、違和感をおぼえることがあります。

この違和感は通常3日〜1週間程度でなくなるため、安心してください。初期の違和感に戸惑うこともあるかもしれませんが、時間とともに自然と慣れていきます。

歯が締め付けられるように感じる

インビザライン矯正中は、歯が締め付けられるように感じることもあります。これは、歯を動かすための力が加わるためであり、歯が正しい方向に動いている証拠でもあります。

この感覚も数日で和らぐことが多いため、心配する必要はありません。この締め付け感は矯正治療における正常な反応であり、治療が順調に進んでいる証でもあります。

噛み合わせが合わない

インビザライン矯正中、噛み合わせが合わないと感じることがあります。マウスピース自体は薄いですが、上下の歯に装着すると1mm程度の厚さが生まれ、噛み合わせが高く感じることがあるのです。この違和感も数日経てば慣れてくるでしょう。

吐き気がする

マウスピースを装着したときに、吐き気を催す方もいます。マウスピースが原因で吐き気を催すときは、歯科医師に相談してマウスピースを調整してもらう必要があるでしょう。マウスピースを少し短くカットしたり削ったりすることで、違和感を軽減できる場合があります。

歯茎が痛む

マウスピースの縁が歯茎に当たって痛むことがあります。この場合、歯科医師にマウスピースの縁を削ってもらうことで痛みを軽減できるでしょう。歯茎の痛みが続く場合は、歯周病などの別の問題が原因になっている可能性も考えられるため、歯科医師に相談しましょう。

歯が浮いている感覚がある

マウスピースによる締め付けから歯が浮いているように感じることもあります。この違和感は時間とともに和らぐことが多いですが、長期間続く場合は歯そのものに問題がある可能性も考えられるため、歯科医師に相談してください。

インビザライン矯正中に違和感をおぼえる原因

インビザライン矯正中に違和感をおぼえる原因イメージ

インビザライン矯正中には、さまざまな理由で違和感をおぼえることがあります。以下に、主な原因について詳しく解説します。

治療過程の一過性のもの

インビザライン矯正では、歯を理想の位置に動かす過程で一時的に噛み合わせに違和感が生じることがあります。この違和感は治療が進むにつれて解消されることがほとんどです。

また、長時間マウスピースを装着していると、歯と歯が直接接触しないため、マウスピースを外したときに噛み合わせに違和感をおぼえることがあります。

マウスピースを正しく装着できていない

インビザラインで使用するマウスピースは、歯にしっかりと密着させる必要があります。マウスピースを正しく装着できていないと、歯を動かす力が十分に加わらず、治療計画通りに歯が動かないため、噛み合わせに違和感をおぼえることがあるのです。

マウスピースが浮いたりズレたりしないように、正しい装着方法を確認しましょう。

マウスピースの装着時間が短い

インビザラインでは、マウスピースを1日20〜22時間装着する必要があります。装着時間が短いと、歯が計画通りに動かず、噛み合わせに違和感が生じる可能性があるのです。装着時間を守らないと、治療効果が減少し、治療期間が延びるリスクもあります。

マウスピースが変形・破損している

マウスピースが変形・破損していると、歯に適切にフィットせず、歯にかかる力が不均一になります。これにより、計画通りに歯を動かせず、噛み合わせに違和感をおぼえることがあるのです。

インビザラインのマウスピースは非常に薄く、少しの力や熱で変形しやすいため、取り扱いには注意しなければなりません。

歯ぎしり・食いしばりの癖がある

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、マウスピースに強い負荷がかかり、変形・破損の原因となります。これにより、適切な力が歯に加わらず、噛み合わせに違和感をおぼえることがあります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピースに厚みがあるから

インビザラインのマウスピースは約0.5mmの厚さがあり、上下合わせると1mm程度になります。この厚みが噛み合わせに影響を与え、違和感をおぼえることがあります。

矯正が進むにつれてこの違和感は解消されることが多いですが、長く続く場合は歯科医師に相談しましょう。

インビザライン矯正中の違和感はどれくらい続く?

インビザライン矯正中の違和感はどれくらい続くかイメージ

インビザライン矯正中に違和感をおぼえるのは自然なことです。治療開始直後や新しいマウスピースに交換したときに特に顕著です。

通常、初めてマウスピースを装着した際の違和感は2〜3日、長くても1週間ほどでおさまります。新しいマウスピースに交換したときに生じる違和感も、2〜3日間程度でおさまるでしょう。歯が動く過程で生じる違和感は一時的なものであり、時間が経てば自然と慣れていきます。

もし違和感が長期間続く場合や強い痛みがある場合は、歯科医師に相談して適切な対策を取ることが重要です。

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときの対処法

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときの対処法イメージ

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときはどのように対処すればよいのでしょうか。以下に、インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときの対処法について解説します。

マウスピースを正しく装着する

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときは、マウスピースが正しく装着できているか確認しましょう。マウスピースが歯にしっかりと密着していないと、矯正効果が十分に発揮されません。

マウスピースをしっかり装着できていないと感じるときは、アライナーチューイーを使用しましょう。アライナーチューイーとはシリコン製の器具です。

マウスピース装着時にアライナーチューイーを噛むことで、マウスピースを歯にしっかりとフィットさせることができ、適切な力を歯に加えることができます。

マウスピースの装着時間を見直す

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときには、マウスピースの装着時間を確認することも大切です。マウスピースは1日20〜22時間装着しなければなりませんが、装着時間が不足していると、矯正効果が低下し、違和感をおぼえる原因となります。

食事や歯磨きのあとは速やかにマウスピースを装着し、決められた装着時間を守ることが重要です。装着時間の管理を徹底することで、違和感の軽減につながるでしょう。

マウスピースの状態を確認する

マウスピースが変形・破損していると、装着時に違和感をおぼえることがあります。変形・破損したマウスピースは歯に適切にフィットせず、矯正効果が十分に発揮されません。定期的にマウスピースの状態を確認し、異常がある場合は速やかに歯科医師に相談しましょう。

場合によっては、新しいマウスピースの作製が必要になることもあります。マウスピースの状態を常にチェックすることが大切です。

歯科医師に相談する

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたら、自己判断せずに歯科医師に相談することが重要です。違和感の原因を特定し、適切な対処法を提案してくれるでしょう。次の通院日まで時間がある場合でも、違和感が続くようなら早めに予約を取って受診してください。

短時間の休憩を取る

インビザライン矯正を始めたばかりの頃は、マウスピースの装着に慣れるために短時間の休憩を取ると良いでしょう。数時間ごとにマウスピースを外して口内をリフレッシュさせると、違和感に慣れやすくなります。

ただし、マウスピースの装着時間は守りましょう。装着時間を大幅に減らすことは避け、徐々に慣れていくことが大切です。

痛み止めを服用する

矯正による痛みが強い場合、痛み止めを服用するのも一つの方法です。市販の鎮痛剤でも効果がありますが、可能であれば歯科医師に処方してもらったものを服用すると良いでしょう。痛み止めを服用しても痛みが続く場合は、歯科医師に相談してください。

硬い食べ物を避ける

インビザライン矯正中は、硬い食べ物を避けることで違和感や痛みを軽減できます。特に矯正開始直後やマウスピースを交換した直後は、歯が敏感になっているため、柔らかい食べ物を選ぶようにしましょう。

マウスピースの縁を調整する

マウスピースの縁が粘膜に当たると痛みや違和感の原因になります。この場合は、自己判断でマウスピースを削らず、歯科医師に相談して調整してもらいましょう。マウスピースを調整してもらうことで、違和感を解消でき、快適に矯正を続けることができます。

まとめ

マウスピースを持っている人

インビザライン矯正中、さまざまな違和感をおぼえることがあります。

マウスピースを正しく装着できていなかったり、装着時間を守れていなかったりすると違和感をおぼえることがあるのです。また、マウスピースの変形や破損などが原因で違和感をおぼえることもあるでしょう。

初めてマウスピースを装着する際や新しいマウスピースに交換した際には、特に違和感をおぼえやすいです。この違和感は通常、数日〜1週間程度で解消されます。

インビザライン矯正中に違和感をおぼえたときは、マウスピースの装着時間や装着方法を見直し、守れていない場合には改善しましょう。違和感が長期間続く場合は、必ず歯科医師に相談してください。

インビザラインを検討されている方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。