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歯科コラム column

インビザライン矯正中にマウスピースが割れたら!対処法を解説!

歯科コラム2024/04/05

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

インビザラインのマウスピースを持つ女性

インビザライン矯正中には、さまざまなトラブルが起こることがあります。そのひとつが、インビザライン矯正中にマウスピースが割れたというトラブルです。

インビザライン矯正中にマウスピースが割れたらどのように対処すればよいのでしょうか。

今回は、インビザライン矯正中にマウスピースが割れる原因と対処法について詳しく解説します。インビザライン矯正中の方や、これからインビザライン矯正をしようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン矯正中にマウスピースが割れる原因

インビザラインのマウスピースが割れた人

インビザライン矯正中にマウスピースが割れる原因は、以下のとおりです。

マウスピースに強い力が加わった

マウスピースに強い力が加わると、割れる原因になります。

インビザライン矯正で使われるマウスピースはポリウレタンという素材でできており、その厚さは0.5mm程度と非常に薄いです。そのため、歯ぎしりや食いしばりの癖があり、マウスピースに強い力が加わると割れることがあります。

睡眠中に歯ぎしり・食いしばりをすると、500〜1,000Kgほどの荷重がかかるといわれています。睡眠中に歯ぎしりや食いしばりをして、朝起きたらマウスピースが割れていたというケースもあるのです。

マウスピースを装着したまま食事をした

マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースが割れる原因になります。

インビザライン矯正中に食事をするときはマウスピースを外さなければなりません。マウスピースを装着したまま硬い食べ物を食べるとマウスピースが割れる可能性があります。

また、やわらかい食べ物であっても、もともとマウスピースに傷がついていたり、ひびが入っていたりすると、噛んだときの衝撃で割れることもあるでしょう。

マウスピースの着脱方法が誤っている

マウスピースの着脱方法が誤っていると割れることがあります。強い力でマウスピースを押し込んだり、外したりするとマウスピースが割れることがあるのです。

マウスピースを適切に保管できていない

マウスピースを適切に保管できていないと、割れる可能性があります。通常マウスピースは専用のケースに入れて保管します。

しかし、マウスピースを外したときに専用のケースに保管せず、テーブルのうえなどに置きっぱなしにすると、気づかずに上から物を置いてしまい割れる場合があるのです。

また、外したマウスピースを専用のケースに保管せず、ティッシュやハンカチに包んでいると、紛失の原因にもなるでしょう。

インビザライン矯正中にマウスピースが割れたときの注意点

インビザライン矯正中にマウスピースが割れたときの注意点イメージ

インビザライン矯正中にマウスピースが割れた場合には、注意する点がいくつかあります。

マウスピースが割れたときに注意するべき点は、次の通りです。

割れたマウスピースを使い続けない

マウスピースが割れたとしても、使おうと思えば使えます。

しかし、割れたマウスピースでは治療計画通りに歯を動かせない可能性があります。そのため、割れたマウスピースは使い続けないようにしましょう。

自分で直さない

割れたマウスピースは自分で直さないようにしましょう。接着剤でマウスピースの割れた部分をくっつけて直そうとする方もいます。

しかし、マウスピースは繊細な構造であるため、自分でくっつけて見た目は割れる前の状態に戻ったとしても、少しでもズレが生じていると歯に適切な力はかけられません。

マウスピースを装着しない状態でいない

マウスピースを装着せずに長期間過ごすと、せっかくインビザライン矯正で動かした歯が後戻りを起こす可能性があります。

後戻りを起こすと治療計画通りに矯正が進まなくなる可能性があるため、マウスピースが割れたら歯科医師に相談しましょう。

インビザライン矯正中にマウスピースが割れたときの対処法

歯医者へ連絡

インビザライン矯正中にマウスピースが割れた場合には早めの対処が重要です。

ここでは、インビザライン矯正中にマウスピースが割れたときの対処法について解説します。

歯科医師に連絡する

マウスピースが割れたときにはすぐに歯科医師に連絡をして相談しましょう。多くの場合は歯科医院を受診しなければなりませんが、場合によっては対処法を教えてくれるケースもあります。

忙しくて歯科医院になかなか行けないという方もまずは歯科医師に連絡しましょう。

1つ前のマウスピースを装着する

マウスピースが割れて何も装着していない状況が続くと、後戻りを起こす可能性があります。そのため、歯科医院を受診するまでは1つ前のマウスピースを装着しておきましょう。

次のマウスピースを装着する

1つ前のマウスピースがなく、マウスピースの交換時期が近い場合には、次のマウスピースを装着するというのも対処法のひとつです。

しかし、次のマウスピースを装着したときに痛みなどが出る可能性もあります。そのため、こちらはあくまで応急処置と考え、なるべく早く歯科医師にチェックしてもらいましょう。

インビザライン矯正中にマウスピースを割らないためには

マウスピースをケースに入れる

インビザライン矯正中にマウスピースを割らないためには、マウスピースを適切に取り扱うことが重要です。

マウスピースを割らないために気をつけることは、次の通りです。

外したらケースに保管する

マウスピースを外したら専用のケースに保管しましょう。

上述のとおり、マウスピースをケースに保管せず、テーブルの上などに置くと、気づかずに上に物を置いたり落としたりして割れる可能性が高まります。外出時もケースを持ち歩くクセをつけましょう。

適切な方法でマウスピースの着脱を行う

マウスピースの着脱は適切な方法で行いましょう。上述のとおり、マウスピースの着脱方法が誤っていると割れる可能性があります。

マウスピースを装着するときは前歯から奥歯に向かって装着し、外すときは奥歯の内側に指を引っかけて浮かせてから前歯に向かって外しましょう。また、アタッチメントがついている場合は着脱しにくいため、ていねいにおこないましょう。

食事のときにはマウスピースを外す

食事のときにはマウスピースを外しましょう。マウスピースをつけたまま食事をするとマウスピースが割れるのはもちろん、衛生的にもよくありません。

また、食事をするときにマウスピースを取り外したら専用のケースに保管することも重要です。外食のときにもマウスピースを保管できるようにケースは持ち歩きましょう。

歯ぎしり・食いしばりの対策をする

歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は対策が必要です。就寝中の歯ぎしり・食いしばりは気づくことは難しいですが、起きている時間に歯ぎしり・食いしばりをしていると気づいたら意識してやめましょう。

また、ストレスや疲れが歯ぎしり・食いしばりの原因となっている可能性もあるため、ゆっくり体を休める時間をとりましょう。

まとめ

マウスピースを付ける女性

インビザライン矯正で使用するマウスピースは非常に薄いため、強い力が加わると割れる可能性があります。また、適切な方法で着脱・保管できていないことが原因でマウスピースが割れることもあるでしょう。

割れたマウスピースを装着すると、計画どおりに歯を動かせない可能性があります。マウスピースが割れたため何も装着しない状態が続くと、せっかく治療した歯が後戻りを起こすこともあるでしょう。

マウスピースが割れた場合には歯科医師に連絡して指示を仰いでください。そして日頃からマウスピースが割れないように適切な方法で取り扱うようにしましょう。

インビザラインを検討されている方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。