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なりたい自分へ口元から始まる全身の健康と笑顔の毎日へ。名古屋市名東区の西山歯科

歯科コラム column

子どもの虫歯を予防するには?虫歯の原因と予防法

歯科コラム2026/07/03

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

虫歯を予防をして健康な歯を保っている子ども

子どもの歯は大人の歯に比べて弱く、虫歯になりやすいとされています。乳歯の虫歯は、将来の歯並びや噛み合わせ、永久歯の健康にも影響することがあります。

ただし、虫歯は正しい知識と習慣によって防げる病気です。ご家庭でのケアに加え、歯科医院での定期的なチェックや予防処置によって、子どもの歯を健康に保つことができるでしょう。

今回は、子どもが虫歯になりやすい理由や、乳歯が虫歯になるリスク、自宅や歯科医院でできる予防法について解説します。子どもの歯を健康に保ちたい保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

子どもの歯が虫歯になる原因

子どもの歯が虫歯になっている様子

子どもの歯が虫歯になる背景には、大人とは異なる幾つかの要因があります。ここでは、子供ならではの虫歯の原因を見ていきましょう。

エナメル質と象牙質が薄い

乳歯は、歯の表面を覆うエナメル質や、その内側の象牙質の厚みが、大人の歯の半分ほどしかありません。エナメル質は歯の一番外側にあり、虫歯菌が出す酸から歯を守るバリアの役割を果たしています。

このエナメル質が薄いと、乳歯は酸によるダメージを受けやすく、虫歯になりやすい状態となります。さらに、虫歯がエナメル質を超え象牙質まで進むと、そこから神経までも達しやすくなるでしょう。

歯磨きが不十分

歯磨きが十分にできていないと、歯の表面や歯と歯の間、奥歯の溝などに、食べかすや汚れが残りやすくなります。これらが残ったままになると、虫歯菌が集まってプラークを作り、糖分をもとに酸を出します。この酸が歯を溶かすことで、虫歯ができるのです。

特に、子どもは歯が小さいうえ、まだ手先が十分に発達していないため、自分では上手く磨けず、磨き残しが起きやすい傾向にあります。磨き残しが多いほどプラークがたまり、虫歯のリスクも高まるでしょう。

甘いものを好む傾向がある

子どもは甘いものを好む傾向があり、おやつやジュースなどを口にする機会が多いです。甘いものを摂る機会が増えると、糖分をもとに酸が作られて歯が溶けやすくなるため、虫歯のリスクが高まります。

特に、間食の回数が多かったり、ダラダラと食べ続けたり飲んだりする習慣があると、口内が酸性にかたむく時間が長くなります。その間は、さらに歯の表面が溶けやすくなるでしょう。

唾液の自浄作用が弱い

唾液には、口の中の汚れを洗い流す自浄作用や、酸を中和する働き、酸で溶けかけた歯を修復する再石灰化を助ける働きがあります。つまり、唾液は虫歯を防ぐ役割を担っているのです。

ただし、子供の唾液は、大人に比べてこうした働きがまだ十分に発達していないとされています。また、口呼吸の癖などで口の中が乾燥すると、唾液の働きが低下し、さらに虫歯のリスクが高まるでしょう。

保護者から虫歯菌がうつることがある

虫歯の原因となるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはもともと存在しないとされています。多くは、周りの大人、特に保護者とのコミュニケーションを通じて、子供に虫歯の原因菌が移行するとされています。

保護者の口の中に虫歯菌が多ければ多いほど、子供にも移りやすくなるといえるでしょう。

乳歯が虫歯になるリスク

乳歯が虫歯になるリスク

永久歯に生え変わるからといって乳歯の虫歯を放置すると、様々な影響を及ぼすことがあります。

まず、歯並びへの影響です。乳歯は、永久歯が正しい位置に生えてくるためのガイドの役割を持っています。虫歯で乳歯が欠けたり、早く抜けたりすると、隣の歯がその隙間に動いてしまい、歯並びや噛み合わせが乱れることがあります。

また、永久歯そのものへのリスクも理解しておきましょう。乳歯の虫歯を放置すると、根の先に溜まった細菌がその下で育っている永久歯に影響し、発育不全を引き起こすことがあります。

このほか、顎の成長や発音に影響する場合もあります。乳歯の虫歯は気づかぬうちに進行していることも多いため、早めのケアが大切です。

子どもが虫歯になるのを防ぐために自宅でできること

子どもが虫歯になるのを防ぐために自宅でできる歯磨き

お子さんの虫歯を防ぐうえで、家庭でのケアは大きな役割を果たします。日々の過ごし方や保護者のサポートによって、虫歯のリスクを減らすことができるでしょう。

ここでは、家庭でできる虫歯予防のポイントを紹介します。

正しい歯磨き習慣を身につける

虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。子供のうちから、食後に歯を磨く習慣を身につけるとよいでしょう。

はじめは、子どもに歯ブラシを持たせるだけではなく、保護者がそばで見守りながら正しい磨き方を教えていくことが大切です。特に、奥歯の溝や歯と歯の間は、食べかすが残りやすく虫歯ができやすいので、意識して磨くように教えましょう。

歯ブラシは子どもの口に合ったサイズで、毛の柔らかいものを選びましょう。磨くときは、力を入れすぎず小刻みに動かすと、汚れを落としやすくなります。

食生活を見直す

毎日の食生活を少し工夫することでも、虫歯のリスクを抑えられます。ポイントは、口の中が酸性になる時間を、できるだけ短くすることです。

まず、おやつはだらだらと食べさせず、時間を決めて与えるようにしましょう。間隔をあけることで、口の中が酸性から回復する時間が確保でき、歯が溶けにくくなります。

また、ジュースやスポーツドリンクなど糖分の多い飲み物は控えめにし、水分補給は水やお茶にすると良いでしょう。

仕上げ磨きをする

お子さまは隅々まで歯を磨くことが難しいため、保護者による仕上げ磨きが大切です。子供が磨いた後に、もう一度チェックして磨くことで、磨き残しを防げます。

仕上げ磨きでは、子供を寝かせた姿勢で口の中をよく見ながら行いましょう。汚れが溜まりやすい奥歯や歯と歯の間を中心に、1本ずつ丁寧に磨くのがコツです。歯ブラシは子ども用のものを使い、歯茎を傷つけないよう、やさしい力で磨いてあげましょう。

仕上げ磨きは自分で上手に磨けるまで、小学校中学年ごろを目安に続けるのが望ましいとされています。

保護者の口腔ケアも心がける

子どもの虫歯予防では、保護者の口の中を清潔に保つことも大切です。保護者の口の中の虫歯菌が少なければ、唾液を通じて子どもにうつる菌を減らすことに繋がります。

そのため、保護者の方も毎日の歯磨きやフロスを丁寧に行い、定期的に歯科健診を受けましょう。家庭全体でお口を清潔にすることが、子供の虫歯予防にも役立ちます。

フッ素を活用する

フッ素は、歯の表面を強くして、酸に歯を溶かされにくくする働きがあります。自宅では、フッ素入りの歯磨き粉を毎日のケアに取り入れるとよいでしょう。

子ども用の歯磨き粉には、刺激が少なく、飲み込んでも安心なタイプが多いです。フッ素は年齢によって推奨される濃度が異なるため、子供の年齢に合ったものを選びましょう。

歯磨きの後は、口の中にフッ素を残すために、すすぎすぎないことがポイントです。少量の水で1回だけ軽くすすぐと、フッ素が口の中にとどめやすくなります。

子どもの虫歯を予防するために歯科医院で受けられる処置

子どもの虫歯を予防するために歯科医院で受けられる処置

自宅でのケアに加えて、歯科医院で受ける専門的な処置を組み合わせると、より虫歯を防ぎやすくなります。定期的に通院してプロによるケアを受けることで、お口の健康を守れるでしょう。

フッ素塗布

フッ素塗布は、歯の表面にフッ素を塗布する処置です。歯科医院で使うフッ素は、市販の歯磨き粉よりも濃度が高く、歯の再石灰化を促したり、エナメル質を強くしたりする働きがあります。

特に、生えたばかりの子どもの歯は柔らかく虫歯になりやすいため、フッ素塗布で歯を強くしておくと、虫歯の予防に役立つでしょう。初期の虫歯であれば、フッ素によって自然に修復されることもあります。

フッ素塗布は一度受ければ終わりではなく、数ヶ月に1回を目安に定期的に受けることが大切です。

シーラント

シーラントは、奥歯にある深い溝を、あらかじめ歯科用の樹脂でふさぐ処置です。奥歯の溝は複雑で深く、歯ブラシの毛先が届きにくいため、汚れがたまりやすく虫歯ができやすいとされています。

シーラントで溝をふさぐと、汚れが溜まりにくくなり、虫歯を防ぎやすくなります。樹脂にはフッ素が含まれていることが多く、歯そのものを強くする働きも期待できるでしょう。歯を削らず短時間で終わるため、子どもでも受けやすい処置の一つです。

専門的なクリーニング

毎日歯磨きをしていても、子供の歯には、どうしても磨き残しや歯垢が溜まりやすいです。歯科医院のクリーニングでは、歯の表面や歯と歯の間に残った汚れや歯垢を丁寧に取り除きます。

自宅では落としきれない汚れを取り除くことで、虫歯の原因となる細菌の数を減らせます。また、歯の表面が滑らかになり、汚れが再びつきにくくなるでしょう。

ブラッシング指導

歯科医院では、歯科衛生士による、子供向けのブラッシング指導を受けられます。一人ひとりの年齢や歯の生え方に合わせて、磨き方を教えてもらえるのが特徴です。

歯ブラシの持ち方や動かし方、当てる角度、力の入れ方などを実践しながら指導します。保護者の方には、仕上げ磨きのコツや、磨き残しが起こりやすい箇所についてアドバイスを行います。

正しい歯磨きの習慣を身につけるためにも、定期的にブラッシング指導を受けることが大切です。

まとめ

虫歯を予防をして健康な歯を保っている子ども

子どもの歯は、大人に比べて虫歯になりやすく、乳歯の虫歯を放置すると、歯並びや永久歯にも影響することがあります。

ただし、虫歯は日々の習慣やご家庭でのケアによって予防することができます。毎日の歯磨きや仕上げ磨き、食生活の見直し、フッ素の活用など、できることから取り組んでみましょう。

あわせて、歯科医院でのフッ素塗布やクリーニングなどを受けることで、家庭のケアだけでは防ぎきれない虫歯も、予防しやすくなります。お子さんが将来にわたって健康な歯を保てるよう、家族みんなで虫歯予防に取り組むことが大切です。

子どもの虫歯を予防したいとお考えの方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科や小児歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。

ホームページはこちらWEB予約も受け付けております。公式Instagramも更新しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

岩瀬啓介 院長

■この記事の監修者

岩瀬啓介 院長

経歴
  • 2006  朝日大学卒業
  • 2008~ 岐阜市歯科医院勤務(分院長兼任)
  • 2013~ 医療法人西山歯科理事長就任
修了研修・学会等
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎咬合学会
  • ITI国際インプラント・再生医学学会
  • ITIスタディークラブ
  • 東京SJCD
  • 中部インプラントアカデミー
  • MDIスタディークラブ
  • 日本臨床歯科医学会

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