こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

妊娠は女性にとって人生の大きな節目であり、身体や生活にさまざまな変化が訪れます。そのようななかでも「歯並びを整えたい」「口元の印象を良くしたい」と考える方は少なくありません。
近年では、目立ちにくく取り外しが可能なマウスピース矯正が人気を集めており、妊娠中でも検討する方が増えています。
しかし、妊娠中は身体の状態が不安定になりやすいため、通常とは異なる配慮が必要です。
今回は、妊娠中にマウスピース矯正を始めることは可能かどうかについて解説します。妊娠中にマウスピース矯正をするときの注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製の矯正装置を用いて歯を徐々に理想の位置へと動かしていく矯正治療です。患者さん一人ひとりに合わせて作製されたマウスピースを一定期間ごとに交換しながら、段階的に歯列を整えていきます。
従来のワイヤー矯正とは異なり、装置の取り外しが可能で、目立ちにくいのが特徴です。口元の見た目を気にする方や、仕事やプライベートで人と接する機会が多い方にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正の最大の魅力は、装置が透明で目立ちにくい点です。矯正中であることを他人に気づかれにくいため、仕事や人前に出る機会が多い方でも気軽に治療を始めやすいでしょう。
また、食事や歯磨きの際には取り外すことができるため、口腔内を清潔な状態に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
さらに、ワイヤーを使用しない分、口内に傷ができにくく、矯正による痛みや違和感が少ないというメリットもあります。治療計画はデジタル技術によって事前にシミュレーションされるため、仕上がりのイメージを確認したうえで治療を進められるのも安心材料の一つです。
マウスピース矯正のデメリット
一方で、マウスピース矯正にはいくつかの注意点もあります。まず、治療に使用するマウスピースは1日20〜22時間装着する必要があり、これを守らないと治療効果が十分に得られません。自己管理が求められるため、意識的に装着時間を確保する必要があります。
また、すべての症例に適応できるわけではなく、歯並びの状態によってはワイヤー矯正のほうが向いているケースもあります。さらに、治療中は定期的に歯科医院で検診を受ける必要があるため、スケージュールの調整が求められます。
妊娠中でもマウスピース矯正はできる?

妊娠中に矯正治療を始めることについて、不安を感じる方は多いかもしれません。体調の変化が大きい時期だからこそ「今治療を始めても大丈夫なのか?」と迷うこともあるでしょう。
結論から言うと、妊娠中でもマウスピース矯正を行うことは可能です。マウスピース矯正は、ワイヤーを使った従来の方法と比べて身体への負担が少ないため、妊娠中でも進めやすい治療法といえます。
ただし、妊娠の時期や体調によっては注意が必要です。妊娠中はホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすくなったり、虫歯や歯周病のリスクが高くなったりします。また、つわりや倦怠感などで体調管理が難しい時期に無理をすると、治療の継続が負担になることもあります。
そのため、体調が不安定な場合や治療に集中しづらい状況であれば、出産後の落ち着いた時期にスタートしたほうが安心できるケースもあります。矯正を始めるかどうかは、今の体の状態や生活状況に合わせて、歯科医師と相談しながら判断することが大切です。
妊娠中にマウスピース矯正をするときの注意点

妊娠中は体調や口の中の状態が変化しやすいため、マウスピース矯正を行う際には通常よりもいくつか気をつけたいポイントがあります。以下に、具体的な注意点を項目ごとに解説します。
歯科検診は定期的に受ける
妊娠中はホルモンの影響で歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなったりすることがあります。虫歯や歯周病のリスクも高まるため、マウスピース矯正を行う場合は、口の中を清潔に保つことがより重要になります。
定期的に歯科検診を受けることで、トラブルの早期発見や予防につながります。治療が順調に進んでいるかどうかも確認できるため、安心して矯正治療を続けるためにも、検診は欠かさず受けましょう。
食生活に気をつける
妊娠中は栄養バランスのとれた食事が必要ですが、つわりなどの影響で食事の内容が偏ることもあります。酸味の強いものを好んだり、間食が増えたりすると、歯の表面が溶けやすくなったり、虫歯のリスクが高くなることがあります。
マウスピース矯正中は、食後に必ず歯を磨いてから装置を装着することが大切です。食生活に気を配ることで、矯正中のトラブルを防ぎやすくなります。
身体に負担がかかる処置は避ける
妊娠中は、長時間の診療や緊張を伴う処置など、身体に負担がかかるような治療は避けることが望ましいとされています。マウスピース矯正は通院時の処置が短時間で済むため、無理なく取り入れやすい治療法です。
ただし、型取りや装置の調整など、通院が必要な場面もあるため、体調がすぐれない日は無理をせず、予約を変更するなど柔軟に対応することが大切です。自身の体調を最優先にしながら、治療を進めていきましょう。
口腔ケアを怠らない
妊娠中はホルモンバランスの影響で歯ぐきが腫れやすくなったり、出血しやすくなったりすることがあります。さらに唾液の分泌量や性質が変化し、口の中が乾きやすくなることで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
マウスピース矯正中は装置を長時間装着するため、口腔内を清潔に保つことがより重要になります。毎日の歯磨きはもちろん、デンタルフロスやマウスウォッシュの活用も効果的です。マウスピース自体も清潔に保つことで、トラブルを予防し、快適に治療を続けることができます。
妊娠中にマウスピース矯正をする場合に気になること

妊娠中に矯正治療を始めるとなると、体への影響や安全性について気になる点も出てくるかもしれません。ここでは、特によくある質問や不安に感じやすいことについて解説します。
レントゲン撮影をしても大丈夫?
マウスピース矯正の前には、歯やあごの状態を確認するためにレントゲン撮影を行うことがあります。
ただし、妊娠中はできる限りレントゲン撮影を避けることが望ましいとされています。特に妊娠初期は胎児の発育に重要な時期のため、不要な放射線を浴びるリスクは避けたいところです。
歯科用のレントゲンは放射線の量が少なく、防護エプロンをつけることでお腹への影響もかなり抑えられます。
ただ、それでも心配な場合は、矯正を始める時期をあとにずらすことを考えるのも良いでしょう。レントゲンを撮る必要があるかどうか、また、いつ撮るのが安心かについては、歯科医師とよく相談して決めることが大切です。
麻酔は大丈夫?
マウスピース矯正そのものでは麻酔を使うことはほとんどありませんが、抜歯などの際に麻酔が必要になることもあります。
歯科で使われる局所麻酔はごく少量で、通常は胎児への影響はほとんどないとされていますが、妊娠中は原則として麻酔を避けるのが望ましいとされています。特に妊娠初期は赤ちゃんの発育が重要な時期であるため、できるだけ慎重に判断する必要があります。
治療前には必ず妊娠中であることを歯科医師に伝え、必要な処置かどうかをしっかり相談しましょう。
まとめ

妊娠中でもマウスピース矯正を受けることは可能ですが、体調や口の中の変化を考慮しながら、無理のない方法で進めることが大切です。装置の着脱ができることや見た目の目立ちにくさは、妊娠中の負担を軽くしてくれる大きなメリットです。
ただし、レントゲン撮影や麻酔など、妊娠中ならではの注意点もあります。事前に歯科医師とよく相談し、体調や生活スタイルに合った治療計画を立てることが安心につながります。
出産後のタイミングを含めて、矯正治療を始める時期を見極めることも一つの選択肢です。自分の体と向き合いながら、納得のいくかたちで治療を進めていきましょう。
マウスピース矯正を検討されている方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、一般歯科や小児歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。
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