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歯科コラム column

大人の歯の矯正にかかる費用は?負担を軽減するためのポイントも

歯科コラム2025/11/07

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

矯正治療をしている様子

歯の矯正は、歯並びの見た目を整えるだけでなく、噛み合わせの改善や口腔内の健康維持にもつながる大切な治療です。最近では、大人になってから矯正を始める方も増えており、年齢に関係なく関心が高まっています。

しかし、多くの方が気になるのが「費用がどのくらいかかるのか?」という点ではないでしょうか。 矯正治療にはさまざまな方法があり、それぞれにかかる費用も異なります。

今回は、代表的な矯正方法ごとの費用相場や費用を抑えるためのポイントについて詳しく解説します。歯の矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

大人の歯の矯正にかかる費用

大人の歯の矯正にかかる費用イメージ

歯列矯正の治療費は、選ぶ治療法や装置の種類、治療期間、歯科医院の方針などによって大きく異なります。特に大人の矯正治療は、自費診療となるケースが多いため、治療にかかる費用の全体像を把握することがとても重要です。

一般的に、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの治療法ごとに相場があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、装置が目立ちにくいタイプを選ぶと、費用が高額になる傾向があります。

ここでは、大人に多く選ばれている代表的な矯正方法について、それぞれの特徴とおおよその費用感を解説していきます。自身の希望やライフスタイルに合った治療法を見つけるための参考にしてください。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、矯正治療のなかで最も歴史があり、幅広い症例に対応できる矯正方法です。歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を装着し、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を移動させていきます。

力のコントロールがしやすく、確実に歯並びを整えられるため、重度の不正咬合にも適応できます。

ワイヤー矯正には、表側矯正と裏側矯正の2種類があり、どちらを選ぶかによって見た目や費用に違いが出ます。特に、表側矯正は費用を抑えられる一方で装置が目立ちやすく、裏側矯正は審美性に優れるものの費用が高くなる傾向があります。

また、使用する装置の素材によっても費用が変動するため、ご自身の希望やライフスタイル、予算に応じて選択することが重要です。以下では、表側矯正と裏側矯正の特徴や相場について詳しく解説していきます。

表側矯正

表側矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーを通して歯を動かしていく、最も一般的な矯正方法です。治療実績が豊富で、多くの歯科医院で対応しており、あらゆる症例に対応できるのが特徴です。

使用する装置には、金属製のメタルブラケットのほか、白色のセラミックブラケットもあり、目立ちにくいタイプを選ぶことで審美性にも配慮できます。

費用の相場は、60万円〜100万円程度が一般的です。加えて、毎回の調整料が3,000円〜5,000円ほどかかる場合があります。費用と仕上がりのバランスを重視する方にとって、表側矯正は選択肢のひとつとなるでしょう。

裏側矯正

裏側矯正は、ブラケットを歯の裏側(舌側)に装着する方法で、外からはほとんど見えないため、審美性を重視する大人の方に人気があります。特に、人前に出る機会が多い職業の方や、見た目の変化を気にする方に選ばれる傾向があります。

ただし、装置の装着や調整には高度な技術が必要で、歯科医師の経験が治療の質に大きく影響します。また、舌に装置が当たることによって発音しにくくなる点も特徴です。

費用は表側矯正よりも高額で、相場は100万円〜150万円程度となります。費用面での負担は大きいですが、その分目立たずに矯正を進められるという点はメリットといえるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製のマウスピースを一定期間ごとに交換しながら、段階的に歯を動かしていく矯正方法です。装置が目立ちにくく、食事や歯みがきの際には取り外せるため、日常生活への支障が少ないのが特徴です。

特に、軽度から中程度の歯並びの乱れに適しており、症例によっては部分的な矯正にも対応できます。費用はおおよそ70万円〜100万円が相場ですが、部分矯正の場合は30万円〜50万円程度で済むこともあります。

歯の矯正治療に保険は適用される?

歯の矯正治療は基本的に自費診療であるイメージ

矯正治療を検討するとき、多くの人がまず気になるのが保険適用の対象になるのかどうかという点ではないでしょうか。実際のところ、歯の矯正は見た目を整える目的とされることが多いため、基本的には健康保険の適用外、つまり自費診療になります。

とはいえ、すべてのケースがそうというわけではありません。たとえば、顎変形症と診断された場合や、唇顎口蓋裂などの先天的な疾患に起因する矯正治療では、保険が適用されるケースがあります。これらは機能的な改善を目的とした治療として、保険診療の対象になるのです。

そのため、矯正を考えている方は、自分の症状が保険適用の対象にあたるかどうか、まずは歯科医師に相談してみると良いでしょう。

歯の矯正にかかる費用負担を抑えるには

歯の矯正にかかる費用負担を抑えるために医療費控除を利用するイメージ

矯正治療は高額になりがちですが、いくつかの工夫や選択によって費用負担を抑えることが可能です。ここでは、治療費を少しでも軽減するための方法をご紹介します。

部分矯正を検討する

費用を抑えつつ矯正治療を受けたい方には、全体矯正ではなく部分矯正を選択するという方法があります。部分矯正は、前歯など一部の歯並びだけを整える治療法で、必要な範囲に限定して歯を動かすため、治療期間も短く、費用も抑えられるのが特徴です。

相場はおおよそ20万円〜50万円程度で、軽度なガタつきや見た目の改善を目的としたケースに適しています。

ただし、噛み合わせや顎のバランスに大きな問題がある場合は、全体矯正が必要となることもあるため、歯科医師の診断を受けて判断することが大切です。

医療費控除を活用する

矯正治療にかかった費用は、一定の条件を満たすことで医療費控除の対象となることがあります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、確定申告を行うことで税金の一部が戻ってくる制度です。

特に、噛み合わせの改善や機能回復を目的とした矯正治療であれば、審美目的ではないと認められ、医療費控除の対象になります。対象となるかどうかは、治療目的や歯科医師の診断書の内容によって判断されるため、事前に確認しておくと安心です。

また、通院にかかった交通費も医療費控除の対象となるため、記録しておくことが大切です。治療費が高額になる場合は、積極的に活用したい制度です。

複数の歯科医院を比較する

矯正治療は歯科医院によって治療方針や費用設定に違いがあるため、事前に複数の歯科医院でカウンセリングを受け、比較検討することが大切です。同じ治療内容でも、歯科医院ごとに総額や調整費の有無、支払い方法などが異なることがあります。

初診相談やカウンセリングを無料で行っているところも多く、気軽に情報収集が可能です。また、治療設備やスタッフの対応、歯科医師との相性も、長期間にわたる治療では重要な判断基準になります。

ネットの口コミや症例写真も参考になりますが、実際に話を聞いてみることで、自分に合った歯科医院を見極めやすくなります。費用だけでなく、安心して通えるかどうかも含めて総合的に判断しましょう。

支払い方法やプランを確認する

矯正治療の費用は一括で支払うと負担が大きくなるため、分割払いやローンに対応している歯科医院も多くあります。月々の支払い額を抑えることで、無理なく治療を継続できる点がメリットです。

また、治療費の総額が明示されたトータルフィー制を採用している歯科医院であれば、追加費用が発生せず、予算の見通しが立てやすくなります。

まとめ

マウスピース矯正で歯列を整える女性

大人になってからの歯の矯正は、見た目の改善だけでなく、口腔の健康維持にもつながる重要な選択です。

しかし、矯正治療にかかる費用は決して安くはなく、選択する治療法や歯科医院によっても大きく異なるため、情報収集が欠かせません。また、医療費控除や部分矯正、分割払いなどをうまく活用することで、費用負担を軽減することも可能です。

歯列矯正を検討されている方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科や小児歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。

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