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歯科コラム column

ホワイトニングの仕組みと種類・費用・メリットを徹底解説

歯科コラム2025/09/26

こんにちは。愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」です。

ホワイトニングで白くなった歯を鏡で見ている女性

歯の色は第一印象を大きく左右する要素のひとつです。笑ったときに見える歯が白く美しいと、清潔感や若々しさを感じさせ、自信を持って会話や笑顔を見せられるようになります。そのため、近年は歯を白くするホワイトニングが注目されています。

しかし「ホワイトニングの仕組みはどうなっているのか」「どんな方法があるのか」「どれくらい効果が続くのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。

ホワイトニングは単なる歯の掃除ではなく、専用の薬剤を用いて歯の内部にアプローチし、本来の白さを取り戻す医療的な施術です。

今回は、ホワイトニングの基本的な仕組みや種類、費用などについて解説します。ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ホワイトニングの基本的な仕組み

ホームホワイトニングのマウスピースと薬剤

はじめに、ホワイトニングの基本的な仕組みについて解説します。

薬剤による漂白作用

ホワイトニングでは、主に過酸化水素や過酸化尿素といった薬剤の酸化作用を利用しています。

これらの薬剤が歯の内部に浸透し、着色成分を分解することで歯が白く見えるようになります。歯の表面だけでなく内部にもアプローチするため、研磨やクリーニングとは異なる効果を得られます。

歯のエナメル質と象牙質への作用

歯の色は、外側のエナメル質とその下にある象牙質の色によって決まります。ホワイトニング薬剤はエナメル質の隙間を通り、象牙質の黄ばみに働きかけます。その結果、歯全体の色調が明るくなり、透明感のある白さを取り戻すことができるのです。

着色汚れの分解

日常生活で摂取するコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの食品には色素が含まれており、歯に沈着して黄ばみの原因となります。

ホワイトニングでは、薬剤がこれらの色素を化学的に分解し、歯本来の白さを引き出すことができます。単なる表面の着色除去ではなく、内側から白くする点が大きな特徴です。

ホワイトニングの種類と特徴

オフィスホワイトニングに使用する道具

ここでは、ホワイトニングの種類について解説します。

オフィスホワイトニング

歯科医院で専門の機器と高濃度の薬剤を使用して行う方法です。短時間で効果が現れるのが特徴で、1回の施術でも歯の色の変化を実感できることがあります。結婚式や就職活動など、短期間で白さを求める方に選択される傾向があります。

ただし、効果が現れるのが早い分、色戻りもしやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。

ホームホワイトニング

歯科医院で作成した専用のマウスピースと低濃度の薬剤を使い、自宅で行う方法です。薬剤を注入したマウスピースを1日30分から2時間程度装着し、数週間にわたって継続的に使用することで、歯の内部までじっくりと白くしていきます。

即効性はありませんが、効果が持続しやすいのが特徴です。忙しい方でもライフスタイルに合わせて取り入れられる点もメリットといえるでしょう。

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。短期間で効果を実感できるうえ、効果の持続性も高いのが利点です。費用はやや高額になりますが、即効性と持続性を両立させたい方には向いているかもしれません。

ホワイトニングの費用

ホワイトニングの費用のイメージ

ホワイトニングにかかる費用は、選択する方法や施術を行う歯科医院によって大きく異なります。保険適用外の自由診療となるため、全額自己負担となる点を理解しておきましょう。

一般的に、オフィスホワイトニングは1回あたり2万円〜5万円程度が相場です。使用する薬剤の種類によって料金は変動しますが、短期間で効果を実感できる分、高濃度の薬剤を使用するため費用もやや高めに設定されています。

ホームホワイトニングは、専用のマウスピース作成と薬剤一式を含めて2万円〜4万円程度が目安です。自宅で継続的に行えるためコストパフォーマンスに優れていますが、効果を出すためには2週間から1か月ほど継続する必要があります。

デュアルホワイトニングの場合は、両方の施術を組み合わせるため費用は高くなり、5万〜10万円程度かかることが一般的です。

ただし、即効性と持続性を兼ね備えた結果が得られるため、特別なイベントを控えている方や長期的な白さを求める方には向いているかもしれません。

ホワイトニングの施術期間と通院頻度

ホワイトニングの施術期間と通院頻度のイメージ

ホワイトニングの施術期間や通院頻度は、選ぶ方法や個人の歯の状態によって異なります。

オフィスホワイトニングの場合、1回の施術はおよそ1時間程度で完了します。1回で効果を実感できることもありますが、理想の白さを得るためには2〜3回の通院が推奨されることが多いです。短期間で効果を求める方に向いています。

一方、ホームホワイトニングは自宅で毎日または数日に1回マウスピースを装着し、2〜4週間ほどかけてじっくり白くしていきます。即効性はありませんが、効果が長持ちしやすい点が魅力です。

歯科医院にはマウスピース作成時や経過確認のために数回通院する程度で済むため、忙しい方でも取り入れやすい方法です。

デュアルホワイトニングでは、オフィスホワイトニングによる即効性とホームホワイトニングによる持続性を兼ね備えるため、数回の通院と並行して自宅でのケアを続けるかたちになります。施術期間は1〜2か月程度ですが、満足度の高い仕上がりが期待できます。

いずれの方法も、歯の黄ばみの原因や生活習慣によって個人差が出ます。効果を維持するためには、定期的なメンテナンスや追加施術が必要になることも理解しておきましょう。

ホワイトニングのメリット

ホワイトニングのメリットのイメージ

ここでは、ホワイトニングのメリットについて解説します。

短期間で効果を実感できる

ホワイトニングの最大のメリットは、歯を削らずに短期間で白さを取り戻せる点です。特にオフィスホワイトニングでは、1回の施術で変化を実感できることも多く、イベントや人前に立つ機会を控えている方にとって心強い選択肢となります。

自然で美しい白さを得られる

ホワイトニングは歯の表面を塗装するのではなく、内部の色素を分解して本来の白さを引き出します。そのため、不自然な白さではなく、透明感のある自然な仕上がりが期待できます。健康的で清潔感のある印象を与える効果もあります。

自信を持って笑えるようになる

歯の黄ばみを気にして笑顔を控えていた方も、ホワイトニングによって歯が美しくなることで自信を取り戻せるようになるでしょう。笑顔が増えることで人とのコミュニケーションが円滑になり、第一印象の向上や自己肯定感のアップにもつながります。

若々しく清潔感のある印象を与える

歯の色は年齢とともに黄ばみやすくなりますが、ホワイトニングによって歯が白くなると見た目の若々しさや清潔感が高まります。加齢による口元の印象を改善する効果があり、美容やアンチエイジングの一環としても注目されています。

ホワイトニングのデメリットと注意点

ホワイトニングのデメリットと注意点のイメージ

ここでは、ホワイトニングのデメリットについて解説します。

効果に個人差がある

ホワイトニングはすべての人に同じような結果をもたらすわけではありません。歯の質や黄ばみの原因によって効果に差が出ることがあります。特に抗生物質の影響による変色や、加齢による象牙質の濃い黄ばみは、効果が限定的になる場合があります。

一時的に知覚過敏の症状が現れることがある

ホワイトニングの薬剤がエナメル質に作用することで、一時的に知覚過敏の症状が出ることがあります。冷たい飲み物や甘いものを口にしたときにしみる感覚が出ることがありますが、通常は数日で治まります。

症状が強い場合は歯科医師に相談し、施術を一時的に中断することも可能です。

効果が永続的ではない

ホワイトニングで白くなった歯も、日常生活での飲食や喫煙などによって徐々に色戻りします。そのため、効果を長く維持するには定期的なメンテナンスや再施術が必要です。施術後の生活習慣によって、白さの持続期間は大きく変わります。

保険が適用されない

ホワイトニングは美容を目的とした施術であるため、健康保険は適用されません。そのため、すべて自費診療となり、費用が高額になる場合があります。施術前に料金体系を確認し、予算に応じた方法を選ぶことが大切です。

ホワイトニング後のケア方法

歯科医院でメンテナンスを受ける女性

ここでは、色戻りを防ぐためのケア方法について解説します。

色の濃い飲食物を控える

ホワイトニング直後の歯は、薬剤の影響で色素が再付着しやすい状態になっています。そのため、コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの色の濃い飲食物はできるだけ避けることが望ましいです。最低でも24〜48時間は摂取を控えると効果を長持ちさせられます。

正しい方法で歯磨きを行う

ホワイトニング後は歯の表面がデリケートになっているため、研磨剤入りの歯磨き粉は避けるのが賢明です。やわらかい毛の歯ブラシを使い、優しく磨くことで歯を傷つけずに清潔な状態を保つことができます。

フッ素入り歯磨き粉を活用すると再石灰化を助け、知覚過敏の予防にもつながります。

定期的にメンテナンスを受ける

ホワイトニングの効果は永続的ではないため、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが重要です。

3か月から半年に一度のペースで施術を受けることで、白さを持続させやすくなります。また、歯科医院でのクリーニングを併用することで、歯石や着色汚れを防ぎやすくなります。

生活習慣を改善する

喫煙は、ホワイトニング後の色戻りを早める原因となります。喫煙を控えることで、効果を長く維持することができます。さらに、日常的に水分をしっかり摂取し、口腔内を潤すことも着色予防に役立ちます。

まとめ

笑顔で街を歩く女性

ホワイトニングは、歯の黄ばみや着色を改善し、本来の白さを引き出すことで口元の印象を大きく変える施術です。薬剤の酸化作用によって歯の内部から色素を分解するため、クリーニングでは得られない透明感のある白さを実感できます。

複数の方法があり、それぞれ特徴や費用、効果の持続性に違いがあります。

メリットとしては、短期間で効果を得られる点や自然な白さが得られる点が挙げられますが、一方で知覚過敏や色戻り、自由診療による費用負担といったデメリットも存在します。そのため、施術前には十分な説明を受け、自分に合った方法を選択することが大切です。

さらに、ホワイトニング後のケアや生活習慣の改善によって、効果の持続性は大きく左右されます。色の濃い飲食物を控えたり、正しい歯磨きを心がけたり、定期的にメンテナンスを受けることで、美しい白さを長く保つことができます。

ホワイトニングの仕組みや注意点を正しく理解し、日常生活に取り入れることで、自信のある笑顔と清潔感を手に入れましょう。

ホワイトニングを検討されている方は、愛知県名古屋市名東区にある歯医者「西山歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科や小児歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひ参考にしてください。