ママ友を誘って行きたくなるカフェのような歯医者。名東区の西山歯科

ママ友を誘って行きたくなるカフェのような歯医者、名古屋市名東区の西山歯科

歯科コラム column

「その新しい機械何するためのもの?」

歯科コラム2023/01/30

去年西山歯科にやってきたある機会が診療室入って正面に設置されています。

一体何だろうと興味をもっている方も多かったので改めてご紹介していきます。

近年歯科の世界でもデジタル化が進んでいます。

デジタルスキャナーの発展も目覚ましく、色々な所で患者さんにも有益な情報であったり

今までの多くの方が苦手であった型取りが楽になったりと進化を続けています。

今回はデジタルスキャナーのうち、特に矯正の分野で力を発揮する「i-Tero(アイテロ)」についてお話ししていこうと思います。

アイテロとは、マウスピース矯正で代表的な「インビザライン」の制作に欠かせないお口の型をとる光学口腔内スキャナーのことを言います。

「インビザライン」でとても役立つ機材で作成には欠かせない口腔内スキャナーではありますが、日本国内ではまだまだ普及率が低く、インビザラインを取り扱っている医療機関でも数%しかないと言われています。

当医院では、インビザラインを行う患者さんが増えているので、昨年導入させて頂き好評です。

患者さんがご満足して頂き、ご要望にお応えするために、なくてはならないものだと導入して実感しております。

では、実際にどのような活用法があるか詳しくお話ししていきたいと思います。

精密・正確な型取りが出来る

従来、インビザライン矯正を開始する際には、歯科用のシリコンという印象材を用いて歯型を採取する必要がありました。変形という観点から見ると一番生じにくいので優れた材料ですが、

それでも僅かな歪みが起きたり、固まる時間が通常の型取りよりかかることで気持ち悪くなってしまったり、顎が痛くなるなんていうこともありました。
しかし、アイテロ(デジタルスキャナー)による型取りの場合、印象材を用いないため歪みによる誤差が生じないため精度が高い型取りが出来ます。

また、採取した後の歯型のデータも管理が出来る為、変化の比較も術前・術後で行うことが出来ます。

快適性・安全性の向上

従来の粘度のような材料(印象材)を使用しないので、嘔吐反射(気持ち悪くなり易い方)や顎関節症やそれに近い状態で顎が開けにくい方、お子さんでも不快感を極力無くして型取りが出来ます。特にお子さんなどは印象材を使わない分、型を取り易い事が多いです。

どうしてもの時は、一度休んで続きから型取りを続けることも出来るので皆さん安心して取ること増えてきています。

時間を短縮できる

従来の型取りの場合、印象材で採取した歯型は空輸でアメリカまで送る必要があったため、マウスピース作製にどうしてもその分のより時間がかかってしまうというデメリットがありました。

しかし、アイテロ(デジタルスキャナー)による型取りの場合、歯型をデジタルデータの形式で採取することができるため、データの送信で完結されます。その為、従来よりも10日前後早く治療を始めることが可能になります。

また、スキャンしたデータはその場にあるモニターですぐに確認することができるため、よほどの事がない限り、再来院して頂き、再印象などの模型の作り直しは必要になる心配もありません。

以前のような印象材で型を取ってのやり取りの時代は、再印象の通達が来た時の患者さんに対して申し訳なさはなかったです。

今はよりスピーディーに出来るので自信を持っておすすめしています。

マウスピース矯正(インビザライン)のシュミレーションが出来る

アイテロ(デジタルスキャナー)による型取りを行うと、その場で歯列(歯の並び)の今の状態と歯並びが良くなった状態を瞬時にみて頂くことが出来ます。

普段は鏡で前から歯の並びを見ていることはあるかと思いますが、奥歯がどうなっているか、噛み合わせがどうなっているか、あまりわからないし気になることって無かったですか?

今までは印象材で型を取り、模型におこしてから実際に見て知る機会が多かったかと思います。

そこから矯正後のシュミレーションをする場合必要に応じて再度、印象材でお口の型を取り、模型を分割して矯正後のイメージの模型が出来上がりお話に入っていきます。患者さんに取っての手間や時間経過が非常にかかっていました。

アイテロの場合は、模型におこす事なくその場で今の奥歯の状態がどうだろう?噛み合わせがどうだろう?といった気になる情報が分かったり、一度撮影したデータを元にその場で歯並びが良くなった状態が瞬時にわかるのでとても驚きと、好評を頂いております。

矯正したい関わらず、自分のお口の中がどうなっているかを知りたいなと思われる方は是非一度

お声かけよろしくお願い致します。

虫歯の診断が出来る

アイテロ(デジタルスキャナー)を用いた型取りを行うと、近赤外線(NIRI)という機能があり(機種によっては機能がないものもあります)、歯の隣接面(歯と歯の接触する場所)の虫歯が出来やすく、レントゲン撮影でもわかりずらい部分の発見がしやすくなります。この機能により、早期発見・早期治療、または経過観察でいいのかの診断が従来よりも行い易くなります。

また、レントゲン撮影はしたくないけど虫歯があるか見てほしい、妊婦の方、お子さんでも

この機能はとても優れているので被曝量などが心配の方にとってはお身体にも安全で非常に喜ばれます。

噛み合わせの強さがわかる

アイテロ(デジタルスキャナー)を用いた型取りを行うと、噛み合わせの接触部分の当たり方、強さも瞬時にわかります。従来は特殊な機材を用いないとそこまで詳しく診断出来なかったですが、アイテロ(デジタルスキャナー)の場合、一度の撮影で瞬時に噛み合わせの状態・強さもわかるので奥歯の

このように、一度の撮影で色々な情報をお伝え出来るので是非一度ご希望のある方はお声かけよろしくお願い致します。