ママ友を誘って行きたくなるカフェのような歯医者。名東区の西山歯科

ママ友を誘って行きたくなるカフェのような歯医者、名古屋市名東区の西山歯科

よくある質問(歯周病)faq-perio

歯周病のよくある質問

Q1:歯周病は必ずかかる病気なのですか?

歯周病は必ずかかるわけではありませんが、国民の3人に2人は歯周病になっていると言われています。健康と思っていても意外と進行している場合もあるので一度検査して現状把握することが大事だと思います。

Q2:歯周病の原因は何ですか?

歯周病の原因として、細菌因子(ポケット周辺やポケット内の細菌、プラーク)、環境因子(喫煙、ストレス、薬物など)、宿主因子(患者さん自身の体質、全身疾患など)が関係すると考えられています。また、非常に特殊ですが、遺伝子が関与する歯周病もあります。
もし歯周病に罹患している場合であれば、ご自身が何が原因で進行しているかの原因を確認する必要性があります。原因が何からきているがわかれば対応しやすくなると思います。

Q3:歯周病の原因はプラークと聞きましたが、プラークって何ですか?

プラーク(デンタルプラーク)とは、口の中の、主に歯に付着した細菌の塊と考えておくと良いでしょう。白色から黄白色の軟性の物質で、20%が有形成分で、非常に多くの細菌とその産生物を含んでおり、残りの80%は水分です。
プラークは、バイオフィルム(排水溝のヌメリのようなもの)の状態で歯に強く付着しており、口をゆすいだりしただけでは取り除けません。また、うがい薬やマウスウォッシュの有効成分(薬剤)はバイオフィルムの内部まで浸透するのが難しいため、歯間ブラシや歯ブラシによって物理的にはがすことが必要です。

Q4:全身の病気と歯周病の関係についてあれば教えてください。

歯周病の大きな特徴は慢性炎症である為、歯周病による慢性炎症が原因となって起こる体の病気には様々なものがあることがこれまでの研究で解明されてきています。歯周病との関連が挙げられているものには糖尿病、誤嚥性肺炎、心筋梗塞・動脈硬化症、早産・低体重児出産、アルツハイマー病、がんなどがあります。
とくに、糖尿病との関連は深く、糖尿病が歯周病を悪化させ、重度の歯周病が糖尿病を悪化させることがあります。また、歯周病治療により糖尿病の状態がわずかに改善することも報告されています。
お口は体の入り口になるので綺麗に保つ事がとても大切になってきます。

Q5:日によって歯ブラシの時に出血する事がありますがどうしてですか?

歯ぐき(歯肉)に炎症が起きていると、食物や歯ブラシ程度の刺激でも歯肉から出血しやすくなります。ただし、歯肉に炎症があっても、歯肉に触れると痛いため無意識に歯ブラシが歯肉に当たらないようにすると出血しない場合もあります。
喫煙などが原因で血流の観点から出血しにくくなっている場合もあります。
歯磨き時に出血したことに気づいたならば、原因を確認するため早めの歯科受診をお奨めします。

Q6:朝起きた時に歯ぐきに違和感がある、浮いた感じがするのってなんでですか?

夜寝ている間は、唾液の分泌が少なくなるため口の中が乾燥して細菌などの刺激を受け易くなります。唾液には、色々な働きがあり、お口の潤いを保ち、汚れを洗い流して細菌の繁殖を抑えるといった、口の中を清潔にして健康に保つ働きがあります。そのため、夜間に細菌が繁殖して活動性が高まることで、歯ぐきにとっては抵抗力が落ちている状態となり朝起きた時に違和感が生じるのです。夜おやすみ前には、出来る限り細菌を減らす意味で歯磨きを丁寧に行うことを心がけましょう。
また、寝ている間に歯ぎしりを行う習慣があると、歯ぐきなどの歯を支える組織に大きな負荷がかかるため、朝起きたときに歯ぐきやお口の周りに違和感を認める場合があります。
歯ぎしり、食いしばりは自覚がある方もいれば、無自覚のままでご自身の力で歯を傷つけている事が多く見られるので当医院ではマウスピースを使うことをお勧めしています。

Q7:歯ぐきが腫れた感じがして、その繰り返しでだんだん歯が動いてる気がするのですがそのようなことはありますか?

歯ぐきが腫れたように感じるのは、歯周ポケットの中にいる細菌が原因で歯肉に炎症が起こった状態だと思います。歯磨きを怠ると、プラークの付着量が増えていきます。プラークが多く残っていると細菌も当然量が増えている状態になります。その他、全身的な免疫力が弱まった時などに違和感や痛みといった自覚症状が現われます。しっかりとブラッシングして細菌量を減少させられた時や免疫力が回復してきた時には、次第に炎症が治まってきます。ただし、腫れがひいたとしても、決して歯周病が治ったわけではありません。
その後もしっかりと治療を受けないでいると、この歯肉の炎症が慢性的になり、歯を支えている歯肉がブヨブヨしてきて、骨が徐々に溶けていきます。支えの骨が少なくなる事で、結果的に歯の動きも大きくなっていき、歯の位置も変化してしまいます。
ここまでくると中程度~重度の歯周病の状態ですので、一刻も早く歯科医院に受診して頂くことをお勧めします。

Q8:歯ぐきの検査をするときや歯石を取るときにチクチクと痛くて苦手です。いい方法はありませんか?

歯ぐきの検査では、歯と歯肉の隙間に器具を挿入し溝の深さを測ることで、歯周病の状態を調べます。その際に、器具の先端が炎症を起こして敏感になっている歯肉に触れると違和感や痛みを感じてしまうことがあります。また歯肉に接している歯石を取り除く時にも、器具の先端が炎症を起こしている歯肉に触れるので違和感や痛みを感じることがあるのです。
痛みが強いようであれば、麻酔を用いる方法で痛みなくする方法もあります。
また当医院では「ホワイトエッセンス」で痛みないクリーニングを行っております。
一度ご相談してください。

Q9:歯石取りはどれくらいで頻度で歯科医院に行ったらいいのですか?

通常は1年に3回~4回が良いと言われています。
毎月一か月ごとでクリーニングを行い健康を維持している方もたくさんいらっしゃいます。
適切な歯磨きが出来ていれば、本来は歯石は付かないのですが、歯磨きの指導を受けても時間がたてば、歯磨きが疎かになりやすいです。また、歯石の付きやすさ、付き易い部位も個人差があります。自分の磨き方が正しく出来ているのかチェックして頂くのもいいですよね。
最終的にはセルフケアで炎症が起きない口腔内を維持して頂き、不足点を医院にきて頂き補うようなイメージでいいかと思います。

Q10:電動と普通の歯ブラシはどちらが歯周病にかかった歯にはよいのですか?

歯周病は進行程度や患者様の年齢、お口の中の状況などで様々な違いがあり、一概に電動と普通の歯ブラシがどちらかがいいとは言い切れません。
一般的には、微妙な力や動かし方のコントロールができる、普通の歯ブラシをまずは使用するのがよいと思います。
電動歯ブラシはプラーク除去効果が高く、短時間で歯ブラシができるという特徴がありますが、電動歯ブラシを誤った使用法で使うと、かえって歯肉を傷つけ、痛みを引き起こす可能性もあります。

Q11:歯周病は何歳くらいから気をつければよいのですか?

歯周病の主な原因は歯に付着するプラークです。このプラークを毎日取り除かないと、細菌の量が増えて歯周病は進行します。
厚労省の実態調査(平成28年)によると30代以上の3人に2人が歯周病です。ゆっくりと気づくことなく10年以上かけて、進行しているのが歯周病の特徴です。歯周病にならないようにするには少なくとも10代からの確実なプラークコントロールが必要ということになります。歯ブラシなどでブラッシングしてプラークを除去する習慣を、少なくとも永久歯が生えた頃からしっかりと定着できていないと、歯周病になってしまうと考えておくのがいいかもしれません。

Q12:予防のために歯科医院に通うメリットはどんなものがありますか?

痛みや違和感を感じなくても予防目的に歯科医院に通うメリットは大きいです。まず、虫歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため、痛み等の負担も軽減できます。また大きな問題が見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり、歯のクリーニングなどが受けら、歯のトラブルを未然に防げます。自覚症状が出てからだと虫歯、歯周病、咬合などに関しては治療期間も長引く事があるので早期発見・早期治療が大切だと思います。

Q13:歯の根の部分の歯ぐきが腫れたり弾いたりを繰り返しています。これも歯周病ですか?

歯ぐき腫れる原因は色々あります。もしかするとこな場合は、歯の中にある神経の炎症や歯の根の破折などが原因となって歯肉が腫れているのかもしれません。
また、歯の周囲から歯周病が進行して、歯根の先まで到達すると、同様の症状が出る場合もありますので鑑別診断するために歯科医院に早めに受診することをお勧めします。

Q14:歯ぐきの色が黒ずんでいて気になります。放っておいても大丈夫ですか?

歯ぐきには、皮膚と同じようにメラニン色素が沈着します。個人差はありますが、黒いから不健康ということはありません。喫煙や受動喫煙によって黒くなる場合もあります。また、被せ物をしたときに歯ぐきに金属片が入り込んで黒ずんでいる場合もあります。煙草は全身的にはもちろん歯周病にも大きな害があります。
一度、歯科医院を受診して、黒ずみの原因の診断をされてみた方がいいかと思います。

Q15:検査してポケットが深くなったと言われますが、ポケットってなんですか?

歯と歯ぐきの間には健康な場合、約2mmの溝があります。これを歯肉溝と言います。歯肉やその深部の組織に炎症が起こると、歯肉がはれて、この溝が深くなります。これを仮性ポケットと言います。いわゆる歯肉炎の状態です。歯肉炎は丁寧に歯磨きをすると治ります。
しかし歯肉炎のまま放っておくと、歯を支える骨も溶けて歯周炎という状態になります。この時、歯にくっついている歯肉の部分が徐々に剥がれて、付着していた位置が徐々に根の先の方へ変化していきます。
こうして出来上がった歯と歯肉の間の深い溝のことを歯周ポケットといいます。歯周ポケットの深さが4mm以上になると中程度以上の歯周病の状態です。それ以上にポケットが深くなると骨に影響が出てきて、歯肉から出血したり、膿が出たりする、歯がぐらつくなどの症状が出てきます。
今どのような状態かを定期的に確認する必要があると思います。

Q16:口臭があると家族に指摘されたので歯磨きを頑張っていますがあまり改善しません。どうしたらいいのでしょうか?

自分では充分な歯磨きだと思っていても、実際には隅々まで行き届いていないことはよくあります。口臭の主な原因は、歯周病が進行した場合に歯周ポケットの中にいる歯周病原細菌です。特に深い歯周ポケットがある場合には、フロスや歯間ブラシ・歯ブラシが届きにくくなります。適切な歯磨きの仕方や補助器具の使い方について指導を受けるとともに、定期的にご自分では届かない部分のクリーニングをしていきましょう。
どうしても心配の方は当医院では「オーラルリバイバー」という口臭予防効果の優れた幹細胞配合の商品も取り扱っております。歯周病や歯肉退縮予防など色々な効果がありますのでお声かけしてください。

Q17:歯ぐきが年々下がってきて歯が長く見えてきたんですが対策ありますか?

歯ぐきが下がる原因は、歯周病の進行、誤った歯磨き法、かみ合わせの悪さ(歯並び)などが考えられます。また、加齢によって歯肉が下がることも当然あります。そのため、まず歯ぐきが下がった原因を正確に調べることが大切です。歯周病の進行を抑える歯周病治療で歯肉が健康になれば、外科的な治療を受けることで、歯肉の下りを戻すことができる可能性もあります。
また、誤った歯磨きやかみ合わせの悪さが原因の場合は、正しい口腔清掃法に修正したり、かみ合わせの調整や歯並びの矯正治療を受けることが効果的です。
原因が何かをまず診断することが大切だと思います。

Q18:歯ぐきから膿の様なものが出るようになりました。どうしたら良いですか?

歯周病が進行し、中程度~重度になると歯の周りに膿が溜まってきます。歯の根の炎症でも歯の周りに膿が溜まることがあります。白い膿のようなものは本当に膿なのか、それとも膿ではないのか、早めに歯科医院を受診して適切に診断されることをお勧めします。膿であれば歯周病治療が必要です。